私たちは、厳しい環境のなか、一事業者での取り組みでは限界があると考えていました。
下北地域は、山地が多く平地の少ない地形でもあります。
一年の気温は低く、本州の作物の栽培には適さない環境でもあります。
また、熊や猿などの鳥獣害により農業経営は厳しく、
耕作放棄地50%超、耕地面積は県内10市で最低の面積となっています。
しかし、そのような環境でも、下北の厳しい環境が適した作物もあります。
「ここでしか適さない作物」から「ここだから美味しく育つ作物」へ・・・。
私たちの挑戦は続いていきます。
自然の偉大さ、恐ろしさをいろいろ経験しましたが、下北の大自然のさまざまな表情を肌で感じ、
その可能性に胸が高鳴ります。
農業の魅力を多くの人と共有し、仲間と一緒に新たな下北の農業に向かって歩んでいきます。